フルボ酸について

アミノ酸、クエン酸、酢酸、フルーツ酸など人間に必要な栄養源は、必ず“酸”の形で存在する有機酸です。しかし、1つだけなかなか摂取できないものがフルボ酸です。これは土壌中に多く存在し、河川、沼、湖などにも見られます。地球は植物が作った葉や実を、草食の昆虫や小さな動物が食べ肉食の大きな動物に食べられ、植物の落ち葉や枯れ葉、消費者である昆虫や動物達の排出物・死体は、微生物の餌になるといった植物連鎖により調和されて成り立っています。食物連鎖の結果、太古の昔の動植物が腐植して堆積した腐植土に腐植物質が出来ます。その腐植物質がフルボ酸です。元々は土の中にあり、分子量が小さく植物にミネラルやアミノ酸等の栄養を吸収しやすくする役目を果たします。

その腐植物質の中で、アルカリ性物質には溶解し酸性物質には沈殿するものはフミン酸と呼ばれ、アルカリでも酸性でも沈殿しないものはフルボ酸と呼ばれています。
フルボ酸は 多糖、フェノール性物質でミネラルも豊富に含まれています。本来なら、フルボ酸を多く含む野菜や肉などを摂取することにより免疫性を高め、健康に導くことが理想です。しかし、地球規模の環境破壊により私たちの周りにフルボ酸の存在は激減し通常では摂取できません。その大きな役割があるにもかかわらず、最近人間が十分摂取できない有機酸がフルボ酸なのです。

フルボ酸はすべての生物の成長に不可欠なものです!

人は土に生まれ土に帰ると言われます。土はエネルギーの元、命の元です。しかしこの半世紀ほどで、地球の温暖化、水資源の不足、環境ホルモンによるさまざまな生態系の障害、河川や海の汚染、農薬などによる食品環境や森林資源の破壊など・・・人類史上かつてなかった異変が起きています。
私達の住んでいる地球の微量元素(ミネラル)は、人間に含まれる元素と同じ成分でできています。地球の水分(海)は70%、残り30%は陸地で、人間も70%は水分(血液・液状)、30%は骨・肉です。この地球上で自然と密接に関わりあって人間は生きているのです。
地球が汚染されることは地球上のすべての生物の生態系が汚染・破壊され、それは私たち人間も大きく影響を受けることになります。

フルボ酸の定義

フルボ酸の定義は“腐植性物質よりアルカリによって抽出され、抽出液を酸性にしても沈殿しない区分”という分析操作上のものであり、その際、得られた有機物全てを指すのか、あるいは得られた物質のうちの腐植性物質のみを指すのかは問題となっています。
アルカリで抽出し、抽出液を酸性にして腐植酸とフルボ酸を分離するという操作では当然、非腐植性物質も腐植性物質と同様に抽出・分画されます。そこで国際腐植物質学会(IHSS)では腐植の酸およびアルカリ可溶成分のうちの腐植性物質のみをフルボ酸とする見解をもとに、疎水性吸着樹脂Amberlite XAD-8 に対する吸着性をもつ物質をもって“フルボ酸”とすることを暫定定義としています。
国際腐植物質学会(IHSS)では純度分析に1)重量法:その名の通り、抽出された物質を常圧加熱して水分を除去し純度とする 2) 吸光度法:リグニンスルフォン酸(またはその塩類)が固有にもつ一定波長の吸光度を対照としてリグニンスルフォン酸として純度計算 3)レーザーイオン化質量分析(MALDI-TOF-MS)法 が提案されており、当社製品原料は、フルボ酸(またはその塩類)とフミン酸の混合物であることからレーザーイオン化質量分析(MALDI-TOF-MS)法により分別(フルボ酸とフミン酸)純度測定が必要とされ、この法により純度分析しています。レーザーイオン化質量分析(MALDI-TOF-MS)法はノーベル賞受賞の田中さんが開発したもので詳細は省略しますが、タンパクや酵素を含む高分子物質の分析に最適とされる法です。当社製品の純度分析は製法上で非腐植性物質をほとんど含みませんので重量法や吸光度法が適用できますが、フルボ酸とフミン酸の分別純度分析値を提供するためレーザーイオン化質量分析(MALDI-TOF-MS)法を採用しています。

 

★非常に高い純度(不純物を含まない)と含有量
腐植酸のみを抽出した微粉末形状
徹底した品質管理による高い安全性と環境に配慮した製造ノウハウ
非常に高い生物的活性力 食品だけでなく化粧品原料としても

   使用可能グレード2009/9/28INCIコード取得

 (現在、化粧品成分として「フルボ酸」と表記できるのは、

     (株)バオバブの【BAOBAB EXTRA(バオバブエキストラ)】だけです。
当社使用のフルボ酸は、上記定義にあるAmberlite XAD-8(吸着物質) に吸着された腐植性物質のみを採用しております。よって当社製品の原料フルボ酸は高純度のフルボ酸と腐植性物質(多くはフミン酸)の混合物であり、Amberlite XAD-8 非吸着の非腐植性物質をほとんど含みません。

非常に高い生物学的活性を示すのは、フルボ酸とフミン酸の相乗効果によってのものだと考えられます。

フルボ酸の特徴 (当社使用のフルボ酸)

pH

フルボ酸およびその関連物質のpHは原料や製法により異なりますが、正しいフミン酸(塩)のpHは約10~13でフルボ酸(塩)はPH5~7であり、高い生物学的活性を示す当社のフルボ酸のPHは9~10でありアルカリ性を示します。

製造原料

バオバブエクストラは、非常にクリーンな地域であるロシアのカレリア地域(フィンランドとの国境地域)の樹木が原料となります。

非常に厳格な管理から始められ、最もピュアな原料だけが使用されています。樹木から得られた有機腐植物質は、自然の中で何年もかかった過程と同様のプロセスを最新のバイオテクノロジーと厳格な管理のもと酸加水分解され、分子化された後、事前にプログラムされた通りに再合成され商品化されています。この技術はアメリカおよびEUを含む諸外国に特許が出願されています。

商品は全てバッチ管理され、チェコの研究室の分析試験により品質検査されます。さらに複数回の検査を経てバッチ毎に放射能汚染の有無、璽金属含羞分析表が添付され、厳格な品質管理を行っています。バオバブエクストラは、ピートやコールから製造されるフルボ酸・腐植性物質商品と異なり抽出された炭層由来の不純物を含みません。樹木を起源とする自然に生成する物質のみで、フルボ酸の含有量・純度とも極めて高く、世界で最も品質が良く安全な商品といえます。

 

フルボ酸含量・確認試験
チェコのマサリク大学で含最試験法が提案されており、バオバブエクストラはマススペクトル法により含量試験がなされています。

フルボ酸とフミン酸は部分的に、又は完全にスルホン酸塩化しており、非常に水に溶けやすく、従来の古典的な方法では正確な含量・確認試験ができないと考えられます。この法でいくつかのバッチを試験した結果は、フルボ酸56%±5%、フミン酸44%±3.5%でした。